鉄道コレクションの東京都電6000形を購入しました。Nゲージサイズで展示専用の路面電車、それほど昔からあったものではないので、こういった選択肢があることはよろこばしいことだと思います。
写真では、京都市電2000形・横浜市電1150形と横に並んでおります。自宅に居ながらにして鉄道模型を眺めるというのも楽しみ方の一つではないかと思います。
佐野次郎の電車図鑑
首都圏を走る鉄道の編成写真を中心に綴るブログ(旧タイトル:佐野次郎の日記)
2025/09/25
2025/09/24
E233系1000番代(サイ156編成)
103系→209系・205系→E233系1000番代と約50年京浜東北・根岸線を利用してきました。私人はともかく生活を成立させ、無事に暮らしてきたのは運がよかったといえると思います。変化の少ないこの路線ですが、このところ急に車内の雰囲気がやや悪化しているのは残念なところです。もっともこれは京浜東北・根岸線に限った事ではありませんが。
中央快速線用の0番代では前面窓上の表示器に列車番号を表示しますが、1000番代では助士側窓下に移設しています。前面窓の左右を白色として前面窓下にカラー帯を通すようになりました。室内では側扉上の車内案内表示VISが17インチとなりました。
制御装置はIGBT-VVVFインバータ制御のSC85A、主電動機は出力140kWのMT75、補助電源装置はIGBT-SIVのSC86Aです。台車はDT71系/TR255系、集電装置はPS33D、冷房装置はAU726系、列車情報制御装置TIMSを装備しています。
写真のサイ156編成は2009年6月に新津車両製作所で完成したものです。2016年11月にホームドア対応改造、2016年11月に前照灯のLED化を完了しております。その他室内灯のLED化、セキュリティカメラの設置が行われています。
2025/09/21
京浜急行電鉄600形(602編成)
600形は京浜急行電鉄としては標準的な3扉の地下鉄乗り入れ車両ですが、新製当初はクロスシートを備えておりました。浅草線直通に使用する8両編成は京急の車両運用の根幹を担うものともいえます。
車体はアルミ製で、更新工事後には前面のワイパーカバーに形式を示す「600」の切り抜きを入れています。これで前面が1000形・2100形によく似たものになりました。側窓は段差があり、1000形の初期のアルミ車とは意匠が異なっております。
制御装置は三菱MAP-184-15V61、主電動機は三菱MB-5070A、CPはC-2000LA補助電源装置はNC-WAT150ASVH-85W-4008Aです。台車は新たに設計されたTH-600M・TH-600Tを装備しています。
写真の602編成は1994年3月に川崎重工で完成したものです。2010年2月に京急ファインテックでロングシート化と更新修繕を行っています。既に30年選手となっておりますが、先祖返りしたような快特から特急への種別変更は車両の負荷軽減にも寄与しているように思います。
2025/09/15
京成電鉄3100形(3152編成)
3100形は3000形以来京成電鉄では約16年ぶりとなった新形車両で、一般車両ではありますが特急用車両AE形で採用している常用ブレーキの7段化や間接制御方式の車掌スイッチ、定速制御を採用しています。
客室内にはハイバック形シートや京成では初の導入となるプラズマクラスターを採用しています。また座席の一部を跳ね上げ、大型スーツケースを置くことも可能です。17インチワイドLCD2画面による車内案内表示装置を側扉上に設けています。
最高速度は120km/h、加速度は3.5km/h/s、減速度は常用4.0km/h/s・非常4.5km/h/sです。ブレーキ方式はMBSA全電気指令式電空併用ブレーキで、抑圧ブレーキ、保安ブレーキを備えます。空気圧縮装置はURC1200SD-1を装備しています。
写真の3152編成は、2019年8月に総合車両製作所で完成したものです。2023年度の3157編成の投入によって3100形は7編成となりました。京成電鉄では既に3500形などの代替として、3200形の投入を開始しています。
2025/09/14
京成電鉄3400形(3438編成)
京成電鉄3400形は、1978年5月に京成上野ー成田空港間に運転を開始した「スカイライナー」号が1993年5月にAE100形への代替が完了したことにより、初代車両であるAE形の電気部品と走行装置を活用し、相互直通運転用の通勤車として製作したものです。
車体は普通鋼製で、床板にステンレス鋼を用いています。前頭部形状は当時の最新型車両であった3700形に準じたものです。側窓は十分な採光を得るために大型の1段下降式となっています。腰掛はロングシートで1人あたりの専有幅を440mmとしています。
界磁チョッパ制御の制御装置は再利用していますが、定速運転指令方式を除外しています。主電動機は複巻電動機TDK8500A、補助電源装置はCLG-350Cを更新した上で再利用しています。台車はFS383A/FS083A、冷房装置は10.500kcal/hの能力を持つCU-15CAを1両につき3台装備しています。
写真の3438編成は、1995年1月に大栄車輌で完成したものです。当初は6連で完成しましたが、同年3月に中間車を増結して8両編成になっております。3400形は廃車が進んでおり、3438編成も2023年6月に廃車となりました。
写真の3438編成は、1995年1月に大栄車輌で完成したものです。当初は6連で完成しましたが、同年3月に中間車を増結して8両編成になっております。3400形は廃車が進んでおり、3438編成も2023年6月に廃車となりました。
2025/09/08
東京急行電鉄9000系(9005F)
9000系は1985年から90年にかけて117両(8両編成14本・5両編成1本)が製造されたGTO-VVVFインバータ制御車両です。5両編成で大井町線に投入された9007Fを除いて、東横線に新製投入されました。東京メトロ副都心線への相互直通開始を契機に東横線を退き、大井町線に転用されました。
軽量ステンレス製の車体は垂直断面で側面にビードがあります。車内のロングシートは4人と3人とで仕切を設けており、モケットもオレンジ色と茶色に分けられていました。また車端部の向かって左側にクロスシートを設けています。
制御装置はGTO-VVVFインバータ制御のVF-HR107/VF-HR112、主電動機は出力170kWのTKM-86、補助電源装置はINV020-A0/A1です。台車はTS-1004/TS-1005、集電装置はPT-7108B、冷房装置はCU503/RPU4018を装備しています。
写真の9005Fは、1988年2月に東急車輌で完成したものです。2013年3月に東横線での営業運転を終えて、同年6月に5連に短縮されて大井町線に転用されました。2025年2月に廃車となり、4両が西武鉄道に譲渡されることになりました。
2025/09/01
自宅鉄道博物館本館 EF62形(41号)入線
自宅鉄道博物館本館にTOMIXのEF62形が入線しました。ナンバープレートは41号機を選択し、TNカプラーに交換、手すりを取り付けと最低限の装備を行っての入線です。EF62形の旧製品を所有していたので、さんざん迷ったのですが入線することを選択しました。
昨今のNゲージ車両は、80年代のように定番車両がいつでも買えるというわけではなく、多種・多様な車両がタイミングで入手できるような受注生産に近い様相です。多様な車両を楽しめる反面、買いたいときに売っているとは限らないともいえます。
EF62形はもともと信越本線で使用されていた電気機関車ですが、国鉄時代の末期半数がEF58形の代替として東海道・山陽本線の荷物列車牽引に転用されました。荷物列車自体がなくなりショートリリーフのような形になってしまいましたが。
東海道本線の東京口でも、団体臨時列車の牽引に起用されたりで、非常に新鮮に感じました。そんなわけで個人的に思い出深い車両ですので、購入することにしました。旧製品のほうはフリマで売却し、下取りに出したような格好になりました。
昨今のNゲージ車両は、80年代のように定番車両がいつでも買えるというわけではなく、多種・多様な車両がタイミングで入手できるような受注生産に近い様相です。多様な車両を楽しめる反面、買いたいときに売っているとは限らないともいえます。
EF62形はもともと信越本線で使用されていた電気機関車ですが、国鉄時代の末期半数がEF58形の代替として東海道・山陽本線の荷物列車牽引に転用されました。荷物列車自体がなくなりショートリリーフのような形になってしまいましたが。
東海道本線の東京口でも、団体臨時列車の牽引に起用されたりで、非常に新鮮に感じました。そんなわけで個人的に思い出深い車両ですので、購入することにしました。旧製品のほうはフリマで売却し、下取りに出したような格好になりました。
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