2010/06/12

EF210形100番代(150号)

 EF210形電気機関車はJR貨物がEF65形の代替として製造を継続しているもので、1996年に試作車の901号機を完成させ、1998年から量産機を導入しています。
 EF65形の代替ですが、コンテナ輸送が主力となっていることもあり、機関車としての能力は1ランク上のEF66形と同等となっています。また限られた予算の中で製造両数を増やすため、構造の簡素化などによって新製価格の低減を図っています。
 2000年3月に完成した車両から100番台に移行し、制御ユニットの構造を変更したり、109号機以降はパンタグラフをシングルアーム式に変更したりしています。
 写真の150号機は2008年11月に三菱重工で完成し、新鶴見機関区に新製配置されました。首都圏近郊などで走っています。

2 件のコメント:

  1. 電車ほどじゃないにしても機関車も次第に新型車が出ているんですね。
    早朝の総武線では側面に『桃太郎』と書かれた機関車を見かけます。形式まではチェックしていませんが、F形だったと思います。
    交直流のEF81が近いうちに引退するという噂を聞きました。常磐線で旅客、貨物を牽引していた勇姿を見ていたので寂しい限りです(当時はくすんだピンクのEF81より、青くて長いEF58が好きでしたが)。
    交直流でも新しい機関車が登場しているのでしょうか。

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  2. irifujiさん、コメントありがとうございます。
    JR貨物はそれほど多くの両数ではないとはいうものの、毎年機関車を新たに製造しています。おっしゃる通りに写真のEF210形が「桃太郎」、上越線を中心に活躍するEH200形が「Blue Thunder」など機関車に愛称を表示していますね。
    1988年に「北斗星」の牽引機に抜擢されてから、日本を代表する機関車になった感のあるEF81形も寄る歳波には勝てず徐々に置き換えが進んでいます。JR東日本でもEF510形500番台を導入しますので、あと数年で田端のEF81形は引退することになります。

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