京浜急行では1000形がついに営業運転から退きましたので、800形が最古参の車両ということになります。最高速度こそ100km/hと控えめながら、駅間距離の短い京急の普通にはもってこいの加減速性能を誇る電車です。
車体は普通鋼製で、片開き4扉という独特のレイアウトとなっています。また側面の窓は1枚の大型窓となり、非常にすっきりとした印象です。最初は窓周りもアイボリーに塗り分けられ、いまの2100形みたいな塗装でしたが、いまとなっては古い思い出です。
主回路は界磁チョッパ制御を採用し、京浜急行では初めて回生ブレーキを装備した電車となりました。運転台も京浜急行では初めてワンハンドルマスコンとし、運転手は右手だけで加減速を行えるようになりました。
写真の805編成は1979年6月に東急車輛で完成したもので、800形の2次車に相当します。現在では同時に製造された806編成とあわせて6両編成を組んでおります。
佐野次郎さん、こんばんわ。亀次郎です。
返信削除記事にもしましたが、会社の出張で小島新田まで京急を利用しまして、やはり帰りは精神的肉体的疲れからと「片扉」の魅力に誘われ、川崎から品川まで800形普通に乗車しました。
やはり同じ界磁チョッパの1500形よりも、迫力のあるモータ音というが歴史を感じさせてくれましたね。また、あの「片扉」の迫力ある開閉もいい感じであります。
鮫洲で通過列車2本の待ち合わせでは、運転手も各停ですから疲れるのでしょうか?ホームに出てストレッチをしていましたね。
亀次郎さん、コメントありがとうございます。
返信削除片扉の電車も珍しいものとなりました。また普通は接続と退避を繰り返しながら、走りますね。品川ー浦賀間の列車だと何回退避するのでしょうか?