佐野次郎の電車図鑑
首都圏を走る鉄道の編成写真を中心に綴るブログ(旧タイトル:佐野次郎の日記)
2012/01/04
逗子第一運動公園デハ601
京浜急行逗子線の神武寺駅から歩いて15分くらいのところにある逗子第一運動公園には、京浜急行600形のデハ601号が保存されています。
前面2枚窓・非貫通、そして前面がやや傾斜した「湘南スタイル」と呼ばれる電車ですね。現在走っている2代目600形とは、ずいぶんと印象が異なります。
600形は1956年に登場した京浜急行としては、はじめての高性能車(走行音が従来の旧形電車に比べて静かなカルダン駆動の電車)です。当初は700形と称していました。
また40両(2両編成20本)が製造されましたが、一部が中間車改造され6連が組成されたのち、最終的に4両編成10本となりました。
2扉・クロスシートの600形は快速特急を中心に使用され、1986年まで活躍しました。私も通学に京浜急行を利用していましたので、通過していく600形を見かけた記憶があります。
600形の後任が、現在「エアポート急行」に活躍している2000形ですね。ご存じの通り、1998年にはさらに2000形の後釜となる2100形が登場しております。
【撮影:佐野次郎 2012.1.3】
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