2022/06/29

小田急電鉄1000形(1063F)

1000形の新製から約25年が経過し、老朽化や性能面で他系列に比べて見劣りする面が出て来たたため、2014年度から車体修理・機器更新が進められています。大規模なリニューアルで見違えるようになっていますが、2021年度の1092F・1097Fの施行が最終という噂もあります。
内装デザインは森と風をイメージして、壁は木目模様、天井にはそよ風をイメージした青いラインを入れています。また座席幅を拡大し、袖仕切りも大型化しています。17インチワイド画面の車内案内表示装置を各扉上部に2台ずつ新設しています。
制御装置はフルSiCVVVFインバータ制御のMAP-198-15V267、主電動機は出力190kWのMB-5157-A、補助電源装置はIGBT-SIVのSVH210-4075Aです。台車はFS534/FS034、集電装置はPT7113-B、冷房装置はCU195CAを装備しています。
写真の1063Fは1989年11月に東急車輌で完成したもので、1000形の3次車に相当します。3次車は全車が千代田線乗入れ対応車となっていました。2015年8月に車体修理と機器更新を完了しています。

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