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E217系は新製してから約13年を経過しており、電気機器の劣化に伴う故障の発生により、列車の定時運転に支障をきたす懸念があるため、主要な電気機器を取り換えることになった。
また一部の機器は回路を二重化することによって、信頼性を高めることになった。745両のE217系すべてを2008年から約4年かけて更新することになった。更新される電気機器は下記の通りである。
1)VVVFインバーター制御装置、2)補助電源装置 3)ATS-P保安装置、4)ブレーキ制御装置、5)モニタ制御伝送装置、6)電気式戸閉装置
更新工事を施行した車両は、車体の帯が明るい色調となり、先頭車のロゴがE233系と同じスタイルとなったため容易に識別することができる。
【撮影:佐野次郎 2009.7.20西大井駅】
確かに最近、横須賀線にしては帯の青が明るい電車をよく見ます。てっきり経年によって色が褪せたんだと思ってましたが、機器の入れ替えをした車両だったんですね。
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