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5700形は昭和20年代に東武日光行きの特急列車に使用するために新製された電車である。現代の「スペーシア」の始祖ともいうべき電車である。
1720系DRCが登場してからは快速列車に使用された。正面3枚窓・貫通式に改造されながら1990年代まで現役車両として活躍した。鉄道友の会のエバーグリーン賞も受賞している。
東武博物館に収蔵するにあたり、正面のスタイルを新製当初の姿に復元している。搬入に際しても隣接する小学校の敷地から大型クレーンで釣り上げるなど相当な苦労があった模様だ。
【撮影:佐野次郎 2009.8.11】
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