2019/04/13

広島電鉄3700形(3703ACB)

鉄道書では何度も見ていた広島電鉄の姿ですが、2013年に実際に撮影のために現地に行ってみると、頻繁に走る路面電車の中のかなりの割合を大型の連接車が占める姿には感銘を受けました。
私が実際に見た路面電車といえば、それまでには都電の荒川線、京都市電、西鉄北九州線、長崎電軌、熊本市電、鹿児島市電、豊橋鉄道市内線、札幌市電、あとは江ノ電に東急世田谷線といったところでしたから。
郊外をかなりの高速で走行する宮島線に直通する2系統は連接車に統一されていましたが、広島港に向かう市内線の1系統もかなりの割合で連接車で運転されていました。広島では1両だけで走るのは単車と表記されているのも驚きでした。
写真の3700形3703ACBは、1986年7月にアルナ工機で完成したものです。広島電鉄3700形は、軽快電車と称して実験的に製作された3500形の量産型ともいえる形式で、1984年から87年にかけて5編成が製造されました。
【撮影:佐野次郎 2013.4.23 的場町ー稲荷町間】

過去の記事から
広島電鉄3700形〈3702ACB〉
広島電鉄3700形〈3705ACB〉

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