もともと広島電鉄の連節車は、宮島線直通用でしたが、広島駅ー広島港間の1系統も連節車が運用の中心となっており、その他の系統もラッシュ時などには、連節車が運行されることがあります。
3700形は、1984年から87年にかけて5編成が製造された3車体連節車です。完全な新車ですが、主回路は抵抗制御と手堅くまとめられた電車であります。
写真の3702ACBは、1985年にアルナ工機で完成したものです。3700形には1980年に「軽快電車」として登場した3500形の量産車的な性格もありますね。
【撮影:佐野次郎 2013.4.22 猿候橋町ー的場町間】