2013/05/05

広島電鉄3900形〈3907ACB〉

広島電鉄3900形は、3800形の改良型に相当する形式です。宮島線沿線から乗り換えなしで市内線に直通できる便利さが評価されて、需要が伸びていることに対応して導入されたものです。
3000形以来の3車体連節車という構成に変化はありませんが、デザインは曲線的なイメージに変化しています。車内の配色もグリーン系でまとめられ、変化を図っております。
主回路は3800形と同様、VVVFインバータ制御ですが、モータ出力を85kw×4に増強したために、インバータ制御装置を2台に増強しております。
写真の3907ACBは、1996年12月にアルナ工機で完成したものです。3900形は、1990年から96年にかけて8編成が製作されました。
【撮影:佐野次郎 2013.4.23 猿候橋町ー的場町間】