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2024/08/27

東武鉄道50050系(51066F)

東武鉄道50050系は東京地下鉄半蔵門線・東急田園都市線との相互直通運転用として2004年から2009年にかけて180両(10両編成18本)が製造されたものです。輸送力増強を図るとともに、30000系を地上線に転用することで旧型車両を置き換えています。
車体はアルミ合金のダブルスキン構体で、先頭部と車体側面のシャイニーオレンジ色をアクセントにしています。床面高さは、バリアフリーを考慮しホームとの段差を縮小しています。腰掛は占有幅460mmのロングシートです。
制御装置はIGBT-VVVFインバータ制御のVFI-HR2820F/VFI-HR1420L、主電動機は出力165kWのTM03、補助電源装置はIGBT-SIVのINV146-COです。台車はTRS-03M/T、集電装置はPT7112-A、冷房装置は50.000kcal/hの能力を持つRPU-15005を装備しています。
写真の51066Fは日立製作所で2009年7月に完成したものです。側窓の形状が50090系に準じたものとなり、腰掛の座面のバケット化や詰め物の見直し、Sバネを採用したことにより座り心地の改善が図られています。

2024/05/03

東武鉄道30000系(31407F)

東武鉄道30000系は、伊勢崎線と営団地下鉄(当時)半蔵門線と相互直通運転を目的として1997年に導入された車両です。2003年の直通開始までにはタイムラグもあり、10030系の後継としての性格も持っています。そのため浅草駅への乗入れや西新井工場への入場を考慮し、6両+4両の分割編成で製造されました。
車体は軽量ステンレス製で、9000系量産車以降と共通のダルフィニッシュ仕上げとしています。前頭部の彫りが浅く、横長のLEDを採用したりとデザイン的な味付けは少々異なっています。車内は化粧板が白色系、座席がブルー系の配色です。腰掛の奥行きが深い東武電車らしい車内を持った最後の系列でもあります。
制御装置はIGBT-VVVFインバータ制御のVFI-HR1420B、主電動機は出力190kWのTM-95、補助電源装置はIGBT-SIVのINV-095-F1です。台車はTRS-95M/TRS-95T、集電装置はPT-7112-A、冷房装置は集約分散式のRPU6011を装備しています。
写真の31407Fは2001年3月にアルナ車両で完成したものです。2014年10月に中間運転台を撤去して31607Fに組み込まれ、10両固定編成になっています。30000系は早くも2005年には50050系の登場により、地上線に転用を開始しました。さらに10両固定編成化され、東上線に転用されました。

2024/05/02

東武鉄道20000系(21809F)

20000系は1988年から92年にかけて104両(8両編成13本)が製作されました。導入の背景には1980年代後半に営団地下鉄の各路線で車両の冷房化が進められましたが、東武が日比谷線直通に使用していた2000系が冷房改造が困難な構造であったことがありました。
車体は軽量ステンレス製で、車体長18mの3扉車です。側扉間には2連ユニット窓を2個配置しています。前面はFRPで、非常用の貫通扉を左側に寄せ、運転室窓を1枚としてやや傾斜を持たせたことからすっきりとした外観となっています。
制御装置はAFEチョッパ制御のAFE-2、主電動機は出力140kWの複巻電動機TM-83、補助電源装置はSIVのINV-033-A0です。台車はTRS-87M/TRS-87T、集電装置はPT-4815-A-M、冷房装置は集約分散式のRPU-3002AJを装備しています。
写真の21809Fは1990年9月に東急車輌で完成したものです。2017年10月に廃車となりました。20000系は70000系に代替され、2020年3月に日比谷線直運転から撤退しました。一部車両支線区転用による4連化・ワンマン運転対応化により継続使用されています。

2024/04/16

東武鉄道20000系(21802F)

20000系は1988年から92年にかけて104両(8両編成13本)が製作されました。導入の背景には1980年代後半に営団地下鉄の各路線で車両の冷房化が進められましたが、東武が日比谷線直通に使用していた2000系が冷房改造が困難な構造であったことがありました。
車体は軽量ステンレス製で、車体長18mの3扉車です。側扉間には2連ユニット窓を2個配置しています。前面はFRPで、非常用の貫通扉を左側に寄せ、運転室窓を1枚としてやや傾斜を持たせたことからすっきりとした外観となっています。
制御装置はAFEチョッパ制御のAFE-2、主電動機は出力140kWの複巻電動機TM-83、補助電源装置はSIVのINV-033-A0です。台車はTRS-87M/TRS-87T、集電装置はPT-4815-A-M、冷房装置は集約分散式のRPU-3002AJを装備しています。
写真の21802Fは1988年2月にアルナ工機で完成したものです。中間車6両は2018年1月に廃車となりました。クハ21802.28802は支線区転用による4連化・ワンマン運転対応化により2018年6月に津覇車両工業で組成された21422編成に組み込まれました。

2024/04/15

東武鉄道10000系(11004F)

10000系は8000系の後継車両で、輸送力増強と73系列の置換えによるサービス改善を目的として導入されたものです。地上用の車両であるため、正面は8000系と同様左右対称かつ貫通路を中央に設けています。
車体は9000系の試作車と同じく、軽量ステンレス製でコルゲートを使用しています。またロイヤルマルーンの帯も踏襲しています。FRP製の額縁は上部が丸みを帯びているため、9000系や8000系の更新車と比較すると柔らかい印象を受けます。
制御装置は界磁チョッパ制御のVMC-HTR20A/VMC-HTR10A、主電動機は出力140kWの複巻電動機TM-83/TM-84、補助電源装置はBLMGのCLG-703/CLG-704です。台車はTRS-83M/TRS-83T、集電装置はPT-4815-A-M、冷房装置はRPU-3002A/3002AJを装備しています。
写真の11004Fは、8両が11804Fとして1985年9月に東急車輌で完成しました。15004+16004が1989年10月にアルナ車両で完成し10連化し11004Fへ改番されました。増備車は既に10030系の登場後でしたが、編成の統一感を保つため10000系と同様の仕様で製作されました。2022年12月に廃車となりました。

2024/01/26

東武鉄道10000系(11606F)

東武鉄道10000系は汎用通勤車両として長く増備された8000系の後継に相当する車両です。73系の代替によるサービス向上や輸送力増強を目的として製造されました。汎用通勤車といっても50000系とは異なり、地下鉄線には入らない地上線専用車両です。
車体は軽量ステンレス製ですが、コルゲートを使用しています。地下鉄乗入用の9000系試作車と同じく、ロイヤルマルーンの帯を締めています。正面のFRP部分は丸みを帯びたデザインで、貫通扉は中央に設けています。
制御装置は界磁チョッパ制御のVMC-HTR20A/VMC-HTRA10A、主電動機は出力140kWのTM-83/TM-84、補助電源装置はBLMGのCLG-703/CLG-704です。台車はTRS-83M/TRS-84、集電装置はPT-4815-A-M、冷房装置はRPU-3002/3002AJを装備しています。
写真の11606Fは、1987年2月にアルナ工機で完成したものです。2009年12月にリニューアル工事を完了し、表示器のカラーLED化、スカートの取付、シングルアーム式パンタグラフPT-7112Aへの換装が行われました。

2023/12/22

東武鉄道30000系(31615F)

東武鉄道30000系は、伊勢崎線と営団地下鉄(当時)半蔵門線と相互直通運転を目的として1997年に導入された車両です。2003年の直通開始までにはタイムラグもあり、10030系の後継としての性格も持っています。そのため浅草駅への乗入れや西新井工場への入場を考慮し、6両+4両の分割編成で製造されました。
車体は軽量ステンレス製で、9000系量産車以降と共通のダルフィニッシュ仕上げとしています。前頭部の彫りが浅く、横長のLEDを採用したりとデザイン的な味付けは少々異なっています。車内は化粧板が白色系、座席がブルー系の配色です。腰掛の奥行きが深い東武電車らしい車内を持った最後の系列でもあります。
制御装置はIGBT-VVVFインバータ制御のVFI-HR1420B、主電動機は出力190kWのTM-95、補助電源装置はIGBT-SIVのINV-095-F1です。台車はTRS-95M/TRS-95T、集電装置はPT-7112-A、冷房装置は集約分散式のRPU6011を装備しています。
写真の31615Fは2003年4月にアルナ車両で完成したものです。当初は半蔵門線直通用に使用されましたが50050系の投入により、地上線専用車に転用されました。2013年10月に中間運転台を撤去した31415Fを組み込み、東上線用として10両固定編成になっています。

2023/12/21

東武鉄道20050系(21858F)

東武鉄道伊勢崎線と営団地下鉄(当時)日比谷線の相互直通運転に使用する車両として、1988年から20000系8両編成13本を増備してきましたが、1992年度には編成の一部を5扉車とし、車椅子スペースの設置、行先表示のLED化などの設計変更を行った20050系が導入されました。
車体は基本的に20000系と同仕様のステンレス製ですが、5扉車の側窓は構造上固定式となりました。室内の配色は化粧板を白を基調とし、腰掛・床敷物をブロンズ系、天井をジャスミンホワイトと配色を改め、より明るくソフトなイメージとなりました。
制御装置はGTO-VVVFインバータ制御のATR-H8150-RG642A、主電動機は出力150kWのTM-92、補助電源装置はSIVのINV-033-A0です。台車はSS-133/SS-033、集電装置はPT-1815-A-M、冷房装置はRPU-4019を装備しています。
写真の21855Fは1994年8月にアルナ工機で完成したものです。中間車4両は2018年9月に廃車となり、両端の4両は2019年3月に津覇車輌工業でワンマン化・5扉→3扉化を含むリニューアル工事を完了し21430形21432Fとして支線区に転用されています。

2023/12/19

東武鉄道10030系(11459F)

1988年に製造された車両からはステンレス第2世代となる10030系にモデルチェンジが行われました。基本性能は10000系に準じますが、前面部分は6050系以来のFRP成形のブラックフェイスを導入し、側面のコルゲートもなくなり見栄えが向上しました。
車体は軽量ステンレス製ですが、ダルフィニッシュ仕上げで、腰部に3本・幕板部分に2本のビードが入ったものになりました。地下鉄乗入用の9000系量産車と同じく、ロイヤルマルーンの帯を締めています。
制御装置は界磁チョッパ制御のVMC-HTR20A/VMC-HTR10A、主電動機は出力140kWのTM-83/TM-84、補助電源装置はSIVのINV-033-B1/INV-033-A0です。台車はTRS-88M/TRS-88T、集電装置はPT-4815-A-M、冷房装置はRPU-3002A/3002AJを装備しています。
写真の11459Fは、1996年1月に富士重工で完成したものです。10000系は10030系・10080系を含め486両が製造されましたが、8000系の大量減少により東武鉄道では最多両数となっています。反面近年では廃車・休車も一部に発生しています。

2023/12/18

東武鉄道10000系(11607F)

東武鉄道10000系は汎用通勤車両として長く増備された8000系の後継に相当する車両です。73系の代替によるサービス向上や輸送力増強を目的として製造されました。汎用通勤車といっても50000系とは異なり、地下鉄線には入らない地上線専用車両です。
車体は軽量ステンレス製ですが、コルゲートを使用しています。地下鉄乗入用の9000系試作車と同じく、ロイヤルマルーンの帯を締めています。正面のFRP部分は丸みを帯びたデザインで、貫通扉は中央に設けています。
制御装置は界磁チョッパ制御のVMC-HTR20A/VMC-HTRA10A、主電動機は出力140kWのTM-83/TM-84、補助電源装置はBLMGのCLG-703/CLG-704です。台車はTRS-83M/TRS-84、集電装置はPT-4815-A-M、冷房装置はRPU-3002/3002AJを装備しています。
写真の11607Fは、1987年2月にアルナ工機で完成したものです。2010年8月にリニューアル工事を完了し、表示器のカラーLED化、スカートの取付、シングルアーム式パンタグラフPT-7112Aへの換装が行われました。

2023/11/17

東武鉄道30000系(31402F)

東武鉄道30000系は、伊勢崎線と営団地下鉄(当時)半蔵門線と相互直通運転を目的として1997年に導入された車両です。2003年の直通開始までにはタイムラグもあり、10030系の後継としての性格も持っています。そのため浅草駅への乗入れや西新井工場への入場を考慮し、6両+4両の分割編成で製造されました。
車体は軽量ステンレス製で、9000系量産車以降と共通のダルフィニッシュ仕上げとしています。前頭部の彫りが浅く、横長のLEDを採用したりとデザイン的な味付けは少々異なっています。車内は化粧板が白色系、座席がブルー系の配色です。腰掛の奥行きが深い東武電車らしい車内を持った最後の系列でもあります。
制御装置はIGBT-VVVFインバータ制御のVFI-HR1420B、主電動機は出力190kWのTM-95、補助電源装置はIGBT-SIVのINV-095-F1です。台車はTRS-95M/TRS-95T、集電装置はPT-7112-A、冷房装置は集約分散式のRPU6011を装備しています。
写真の31402Fは1996年12月にアルナ車両で完成したものです。2015年1月に中間運転台を撤去して31602Fに組み込まれ、東上線用として10両固定編成になっています。4両編成で伊勢崎線系統に使用されていた時点ではクハ31400形が浅草方の先頭車でしたが、10両編成になる場合でも中間になるためATC装置は最初から搭載されていませんでした。

2023/11/16

東武鉄道20050系(21855F)

東武鉄道伊勢崎線と営団地下鉄(当時)日比谷線の相互直通運転に使用する車両として、1988年から20000系8両編成13本を増備してきましたが、1992年度には編成の一部を5扉車とし、車椅子スペースの設置、行先表示のLED化などの設計変更を行った20050系が導入されました。
車体は基本的に20000系と同仕様のステンレス製ですが、5扉車の側窓は構造上固定式となりました。室内の配色は化粧板を白を基調とし、腰掛・床敷物をブロンズ系、天井をジャスミンホワイトと配色を改め、より明るくソフトなイメージとなりました。
制御装置はGTO-VVVFインバータ制御のATR-H8150-RG642A、主電動機は出力150kWのTM-92、補助電源装置はSIVのINV-033-A0です。台車はSS-133/SS-033、集電装置はPT-1815-A-M、冷房装置はRPU-4019を装備しています。
写真の21855Fは1993年7月にアルナ工機で完成したものです。中間車4両は2021年5月に廃車となり、両端の4両は津覇車輌工業でワンマン化・5扉→3扉化を含むリニューアル工事を受け21430形21438Fとして支線区に転用されています。

2023/09/22

東武鉄道50050系(51053F)

東武鉄道50050系は東上線用の50000系をベースとして、東京地下鉄半蔵門線・東急田園都市線との相互直通運転に使用する車両としたものです。「人と環境にやさしい次世代車両」をコンセプトとし、かつまたイニシャルコストの低減を目指した標準化志向の車両でもあります。
車体はビード類のないすっきりとした外観となり、集中式冷房装置の採用や妻面窓の配置など、東武の通勤型車両としては流れの変わった車両です。バリアフリー対策も高度化し、床面を下げ、車いすでの乗降を考慮して車いすスペース近くの側扉のレールを車いすの車輪幅に合わせて切り欠いています。
制御装置はIGBT-VVVFインバータ制御のVFI-HR2820F/VFI-HR1420L、主電動機は出力165kWのTM03、補助電源装置はIGBT-SIVのINV146-G0です。台車はTRS-03M/TRS-03T、集電装置はPT7112-A、冷房装置はRPU-15005を装備しています。
写真の51053Fは2005年5月に日立製作所で完成したものです。東武の50000系列は日立製作所のA-train標準仕様をベースとしている車両でもあります。側窓を固定式として新製されたため強制換気装置を備えていますが、現在では側窓を簡易開閉式に改造しています。

2023/09/21

東武鉄道70000系(71709F)

東武鉄道70000系電車は、東京メトロ日比谷線との相互直通運転に使用している20000系電車の代替として製作された車輌です。同時期に製作される東京メトロ日比谷線の13000系電車とは仕様の共通化が図られております。
車体はアルミ合金製のダブルスキン構造で、カラーリングは、イノベーションレッドとピュアブラックという新しいカラーが採用されました。シートモケットは赤系統で一人当たりの座席幅は460mmを確保しています。
制御装置はIGBT-VVVFインバータ制御のMAP-216-15A284A/MAP-216-15A285A、主電動機は出力205kWの永久磁石同期電動機TM-17、補助電源装置はIGBT-SIVのNC-GAT185Bです。台車はTRS-17M、集電装置はPT-7112-C、冷房装置はCU739、車内情報制御装置T-TISを装備しています。
写真の71709Fは2018年2月に近畿車輌で完成したものです。転換式腰掛を備える派生形式70090系6編成を含めた70000系24編成の導入により、20000系が日比谷線の直通運用から撤退し、一部廃車と短編成化・ワンマン化が行われました。

2023/06/23

東武鉄道50050系(51060F)

東武鉄道50050系は東上線用の50000系をベースとして、東京地下鉄半蔵門線・東急田園都市線との相互直通運転に使用する車両としたものです。東武鉄道では従来地下鉄用と地上線用を別系列としていましたが、50000シリーズでは共通仕様はそのままで若干のカスタマイズを施すようになっています。
車体はアルミダブルスキン構造で、遮音性に優れます。車内の配色は白を基調としており、床はグレー系のツートーンです。座席は一人当たり幅460mmの片持ち式ですが、硬めの座席は東武では初めて採用されたものです。
制御装置はIGBT-VVVFインバータ制御のVFI-HR2820F/VFI-HR1420L、主電動機は出力165kWのTM03、補助電源装置はIGBT-SIVのINV146-G0です。台車はTRS-03M/TRS-03T、集電装置はPT7112-A、冷房装置はRPU-15005、車両情報制御装置ATIを装備しています。
写真の51060Fは2007年3月に日立製作所で完成したものです。東武の50000系列は日立製作所のA-train標準仕様をベースとしている車両でもあります。クーラー横に非常換気装置があり、また側面の固定窓ものちに簡易開閉式に改造しています。

2023/03/22

東武鉄道50050系(51054F)

東武鉄道50050系は東上線用の50000系をベースとして、東京地下鉄半蔵門線・東急田園都市線との相互直通運転に使用する車両としたものです。「人と環境にやさしい次世代車両」をコンセプトとし、かつまたイニシャルコストの低減を目指した標準化志向の車両でもあります。
車体はビード類のないすっきりとした外観となり、集中式冷房装置の採用や妻面窓の配置など、東武の通勤型車両としては流れの変わった車両です。バリアフリー対策も高度化し、床面を下げ、車いすでの乗降を考慮して車いすスペース近くの側扉のレールを車いすの車輪幅に合わせて切り欠いています。
制御装置はIGBT-VVVFインバータ制御のVFI-HR2820F/VFI-HR1420L、主電動機は出力165kWのTM03、補助電源装置はIGBT-SIVのINV146-G0です。台車はTRS-03M/TRS-03T、集電装置はPT7112-A、冷房装置はRPU-15005を装備しています。
写真の51054Fは2006年6月に日立製作所で完成したものです。東武の50000系列は日立製作所のA-train標準仕様をベースとしている車両でもあります。側窓を固定式として新製されたため強制換気装置を備えていますが、現在では側窓を簡易開閉式に改造しています。

2023/02/15

東武鉄道50050系(51059F)

東武鉄道50050系は東上線用の50000系をベースとして、東京地下鉄半蔵門線・東急田園都市線との相互直通運転に使用する車両としたものです。先代の30000系は中間に運転台スペースが入ることもあり、混雑の激しい東急田園都市線では早期に交代が始まることになりました。
現在では東急でも最新型の2020系が多数を占めるので、側扉上のスクロール式の車内情報案内装置も一世代前の設備という印象はあります。しかしながら東武車は50000シリーズに統一されていますので撮影機会は豊富にあると感じます。
制御装置はIGBT-VVVFインバータ制御のVFI-HR2820F/VFI-HR1420L、主電動機は出力165kWのTM03、補助電源装置はIGBT-SIVのINV146-G0です。台車はTRS-03M/TRS-03T、集電装置はPT7112-A、冷房装置はRPU-15005を装備しています。
写真の51056Fは2007年2月に日立製作所で完成したものです。東武の50000系列は日立製作所のA-train標準仕様をベースとしている車両でもあります。クーラー横に非常換気装置があり、また側面の固定窓ものちに簡易開閉式に改造しています。

2023/01/20

東武鉄道50050系(51068F)

東武鉄道50050系は東京地下鉄半蔵門線・東急田園都市線との相互直通運転用として2004年から2009年にかけて180両(10両編成18本)が製造されたものです。輸送力増強を図るとともに、30000系を地上線に転用することで旧型車両を置き換えています。
車体はアルミ合金のダブルスキン構体で、先頭部と車体側面のシャイニーオレンジ色をアクセントにしています。床面高さは、バリアフリーを考慮しホームとの段差を縮小しています。腰掛は占有幅460mmのロングシートです。
制御装置はIGBT-VVVFインバータ制御のVFI-HR2820F/VFI-HR1420L、主電動機は出力165kWのTM03、補助電源装置はIGBT-SIVのINV146-COです。台車はTRS-03M/T、集電装置はPT7112-A、冷房装置は50.000kcal/hの能力を持つRPU-15005を装備しています。
写真の51068Fは日立製作所で2009年8月に完成したものです。側窓の形状が50090系に準じたものとなり、腰掛の座面のバケット化や詰め物の見直し、Sバネを採用したことにより座り心地の改善が図られています。

2022/12/20

東武鉄道50050系(51056F)

東武鉄道50050系は東上線用の50000系をベースとして、東京地下鉄半蔵門線・東急田園都市線との相互直通運転に使用する車両としたものです。先代の30000系は中間に運転台スペースが入ることもあり、混雑の激しい東急田園都市線では早期に交代が始まることになりました。
現在では東急でも最新型の2020系が多数を占めるので、側扉上のスクロール式の車内情報案内装置も一世代前の設備という印象はあります。しかしながら東武車は50000シリーズに統一されていますので存在感は相当にあります。
制御装置はIGBT-VVVFインバータ制御のVFI-HR2820F/VFI-HR1420L、主電動機は出力165kWのTM03、補助電源装置はIGBT-SIVのINV146-G0です。台車はTRS-03M/TRS-03T、集電装置はPT7112-A、冷房装置はRPU-15005を装備しています。
写真の51056Fは2006年5月に日立製作所で完成したものです。東武の50000系列は日立製作所のA-train標準仕様をベースとしている車両でもあります。クーラー横に非常換気装置があり、また側面の固定窓ものちに簡易開閉式に改造しています。

2022/11/02

東武鉄道50050系(51055F)

東武鉄道50050系は東上線用の50000系をベースとして、東京地下鉄半蔵門線・東急田園都市線との相互直通運転に使用する車両としたものです。東急では長期間使用していた8500系が多数を占めていた時期が長いので、比較的新しい車両だという印象がありました。
現在では東急でも最新型の2020系が多数を占めるので、側扉上のスクロール式の車内情報案内装置も一世代前の設備という印象もあります。また2編成だけが残っていた30000系の置換えにも東上線から50000系をコンバートしましたので、東武車は事実上一系列に統一されています。
制御装置はIGBT-VVVFインバータ制御のVFI-HR2820F/VFI-HR1420L、主電動機は出力165kWのTM03、補助電源装置はIGBT-SIVのINV146-G0です。台車はTRS-03M/TRS-03T、集電装置はPT7112-A、冷房装置はRPU-15005を装備しています。
写真の51055Fは2006年7月に日立製作所で完成したものです。東武の50000系列は日立製作所のA-train標準仕様をベースとしている車両でもあります。また51055Fも側面の固定窓を簡易開閉式に改造しています。