2019/05/28

手作りのカルボナーラ

私は料理をするのが好きなもので、休日のランチはたいてい作っております。正確には作らせてもらっているというべきでしょうか。洋食というか比較的ガッツリしたメニューを作っています。
中でも気に入っているのがカルボナーラです。近所のスーパーで、パンチェッタとパルミジャーノを買ってきて、レシピ本で指定されている分量・手順を守って、それなりの緊張感を持って作っています。
参照しているレシピ本は、「落合務のパーフェクトレシピ」という本です。落合務さんはテレビに頻繁に登場され、レトルトのパスタでも馴染みの方です。この本は写真が豊富で解説が詳細かつ的を得ていてありがたい本です。
ここ数年ほぼ毎月作っているせいか、私なりにさまになってきたような気がします。卵とチーズでトロトロですが、生クリームは使用しておりません。ポトフとビールを足すと満足感が増します。

2019/05/26

東急東横線5050系(5177F)

私も1985年の高校入学以来、通学・通勤に電車を利用しておりますが、ここ5~6年でしょうか、ずいぶんと通勤電車の遅れが目立つような気がします。非常停止ボタンが扱われたとか、急病人の救助、線路内・踏切への人立ち入り、車両点検などなど。
つい先日も帰宅の途中に改札口の手前で、人身事故による運転見合わせのアナウンスを聞いて、普段なら東海道線を利用するところを、京急の振替輸送を利用し、さらに横浜からもみなとみらい線の振替輸送を利用しました。
電車が止まってしまったら、振替輸送があればすみやかに利用し、遅れる場合は静かに待つことにしています。私の場合、以前は根岸線が止まれば万事休すでしたが、2004年のみなとみらい線開業により、代替ルートが確保されました。
写真の5177Fは、2016年9月に総合車輌製作所横浜事業所で完成したものです。東急東横線がみなとみらい線と運転系統の上で事実上一体化していることで、緊急時の代替ルートや休日の外出用に重宝しています。
【撮影:佐野次郎 2018.8.17 白楽ー妙蓮寺間】

2019/05/25

相模鉄道7000系(7710F)

1975年から80年にかけて80両が製造された相模鉄道7000系も廃車が進行し、現在では8両編成の7710Fのみを残すのみとなっています。既に引退して久しい6000系と並んで昭和後期の相模鉄道を代表する電車だといえるでしょう。
引退間近の7000系への撮影熱も高まっているようです。デジタルカメラの普及によりフィルム時代よりもローコストで撮影できるようになり、かつブルートレインなどもなくなり撮影対象が減少傾向にあることが背景にあるのでしょう。
7000系と同時期に国鉄が製造していた通勤型電車は、103系と201系となります。アルミ車体に空気バネ台車、客室からの操作で電動で上下する側窓は国鉄の電車よりも進んでいたと思います。
写真の7710Fは1980年10月に日立製作所で完成したもので、7000系の7次車に相当します。10連に増結されましたが、輸送需要の変化に対応して8連に戻っています。パンタグラフはシングルアーム式に換装されています。
【撮影:佐野次郎 2018.5.13 西谷ー上星川間】

2019/05/19

東急池上・多摩川線7700系(7910F)

東急池上線は、五反田ー蒲田間約10kmを結ぶ路線です。全部で15の駅があり、3両編成の電車が30分ほどかけて走ります。開業は1922年から27年にかけてですから、歴史のある路線です。
五反田駅のホームはずいぶんと高い位置にあって個性的な佇まいですね。蒲田駅は地下化される前の渋谷駅のような私鉄のターミナルらしい雰囲気を濃厚に残しています。そして沿線には閑静な住宅街が多いといえるのではないでしょうか。
車両については、7600系・7700系といった昭和30~40年代に製造された7000系(先代)・7200系を起源とする電車が長く活躍していました。現在では1000系・7000系に統一され、近代化が進んだといえるでしょう。
写真の7910Fはデハ7710号が旧デハ7002号、クハ7910号が旧デハ7001号と7000系の初期車両から1988年7月に改造されたものです。2012年には正面の赤帯を外したクラシックスタイルとなり、2014年5月に廃車となりました。
【撮影:佐野次郎 2011.2.13 御嶽山ー久が原間】

過去の記事から
東急池上・多摩川線7700系(7910Fクラシックスタイル)

2019/05/17

東急池上・多摩川線7000系(7115F)

先週5月11日には、久しぶりに土曜日の撮り鉄に出かけてきました。東急池上線の撮影は、2018年6月以来となります。7700系も2018年11月に引退し、落ち着いて撮影できるかと思っての出動でした。
東急7000系は、2007年から2011年にかけて21両(3両編成7本)が製造されましたが、しばらく増備が中断していました。2017年から増備が再開され、2018年までに24両(3両編成8本)が製造され、7700系の置換えを完了しました。
7000系の増備が中断している間は、2014年から15年にかけて東横線の日比谷線乗入れ運用から撤退した1000系を転用した1500番台が7編成導入され、7700系の置換えに充当されました。
写真の7115Fは現時点での7000系のラストナンバーで、2018年9月に総合車両製作所横浜事業所で完成したものです。池上・多摩川線を走る車両は、1000系・7000系に統一されましたが、今後はどのような展開をしていくのでしょうか。
【撮影:佐野次郎 2019.5.11 御嶽山ー久が原間】

2019/05/11

E233系8000番代(ナハN22編成)

現在南武線を走っている電車はE233系に統一されており、青梅線から転用された8500番台1編成を除く8000番代35編成は、2014年から2015年にかけて新しく製造された電車です。
南武線は川崎と立川を結ぶ路線で、2011年4月から快速の運転が開始されました。快速は2014年3月のダイヤ改正で快速区間を延長し、更なる利便性の向上を図っています。横浜線と並んで快速の充実が図られています。
南武線の電車といえば、国鉄時代は他路線から転用した電車が使用されていました。イエローの101系・103系電車の記憶があります。先代の205系・209系電車は新製車が多く投入されましたが、山手線・京浜東北線からの転用車も使用されていました。
写真のナハN22編成は2015年6月に総合車両製作所新津事業所で完成し、中原電車区に新製配置されたものです。南武線のE233系の先頭車には、沿線の街並みをデザインしたロゴが配されております。

過去の記事から
南武線205系(ナハ7編成)
南武線205系(ナハ51編成)

2019/05/07

E233系8000番代(ナハN8編成)

ここ数年撮影に出かける頻度が減ってきており、気がつくと首都圏近郊の路線でも撮影していない形式がずいぶんと増えてきてしまいました。そこでGWの休みを利用して、まずはJR東日本では圧倒的な多数派のE233系を撮影してみました。
私にとっては比較的近場の南武線でも、2014年10月からE233系8000番代が営業運転を開始し、2015年末には210両(6両編成35本)の投入が完了して、あっという間に205系・209系を置き換えました。
E233系は製造後日が浅いこともあって個体差の少ない形式ですが、ラインカラーの他にも、室内の腰掛のモケットの色を路線によって変えています。南武線では黄色系のオリジナルデザインを採用しております。
写真のナハN8編成は、2014年8月に総合車両製作所新津事業所で完成したものです。南武線用のE233系は8000番代35編成に加えて、青梅・五日市線用の青670編成を8000番台に準じた仕様に改造して8500番代に編入し、N36編成としています。

過去の記事から
南武線101系
南武線205系〈ナハ2編成〉
南武線205系〈ナハ43編成〉
南武線205系〈ナハ49編成〉
209系2200番代(ナハ53編成)
横浜線E233系6000番代(クラH022編成)

2019/05/05

東京臨海高速鉄道70-000形(Z1編成)

東京臨海高速鉄道70-000形は、1996年3月の新木場ー東京テレポート間の部分開業に際して、当時のJR東日本では最新型の通勤電車だった209系をベースに製作されたものです。209系をベースとしたのは、JR線内を車両検修のために回送運転するためでした。
現在では、209系は京浜東北線、南武線、中央・総武緩行線からも退き、房総各線、京葉線、武蔵野線、川越・八高線で使用されるようになっています。転用の過程では、付随車を中心に多くの廃車も発生しました。
209系として複数編成が都心を10両で走っているのはこの70-000形だけになりました。経年からみて70-000形の後継車両の構想も近い将来に具体化するものと思われますが、JR東日本の羽田アクセス線との兼ね合いでりんかい線自体に変化があるかもしれませんね。
写真のZ1編成は1995年11月に川崎重工で4両が完成しました。2002年・2004年に中間車を増備して10両編成となりました。2011年3月に機器更新工事、2016年4月にATACS搭載工事を完了しております。
【撮影:佐野次郎 2019.5.1 東雲駅】

過去の記事から
209系〈ウラ64編成〉
中央・総武緩行線209系500番台〈ミツC504編成〉
京葉線209系500番台〈ケヨ34編成〉
武蔵野線209系500番台〈ケヨM71編成〉
209系2100番台〈マリC602編成〉
209系2200番台(ナハ53編成)https://sanojiro.blogspot.com/2009/08/2092200.html


2019/05/04

E233系7000番台(ハエ123編成)

埼京線の現行車両であるE233系7000番台は、2013年3月から2014年1月にかけて310両(10両編成31本)が完成し、1年に満たない短期間に205系を代替しました。拡幅車体を採用して定員増を図ったため、205系にあった6扉車の連結はなくなりました。
車体に巻かれた帯の色は、205系と同じく緑15号となっています。座席のモケットは緑色とし、客室の照明は新製当初からLEDを採用しました。1号車には防犯カメラを装備した他、情報管理・表示のための装備にも変更が加えられています。
編成の構成は京葉線向け5000番台の10両貫通編成を基本としています。そのため電動車の連結順序や機器の艤装・配置は共通となっております。新製後にATACS装置の本装備や車いすスペースフィルムの貼り付けなどが行われました。
写真のハエ123編成は、2013年8月に総合車両製作所横浜事業所で完成したものです。E233系7000番台は、11月30日からの相模鉄道との相互直通運転開始に向けて増備が再開され、また既存編成への相模鉄道乗入対応改造が実施されています。

過去の記事から
埼京線205系〈ハエ23編成〉
相模鉄道12000系(12101F)

2019/05/02

E233系7000番台(ハエ124編成)

埼京線は1985年に川越線の電化とあわせて池袋ー大宮ー川越間で開業し、翌年には新宿、1996年には恵比寿まで延伸し、2002年にはさらに大崎まで延伸した上で、りんかい線との相互乗入れを開始して現行の運転形態となりました。
車両については開業当初は主に山手線から転用された103系を使用していましたが、1989年から90年にかけて新たに製造された205系に代替されました。その後は順次、総武・中央緩行線、京浜東北線、山手線から転用車を受け入れて拡充を図っていきました。
2013年から14年にかけてE233系7000番台を集中的に投入して、一挙に205系を置き換えました。ところが新たな保安装置ATACSを導入するために予備車が必要になり、ハエ28編成だけは2016年10月まで運用されました。
写真のハエ124編成は2013年8月に総合車両製作所横浜事業所で完成し、川越車両センターに新製配置されたものです。新製後にATACSを装備し、ATCの使用を停止しています。そのために前面ガラスに編成ID番号銘板が取り付けられています。

過去の記事から
埼京線103系
埼京線205系(ハエ17編成)
埼京線205系〈ハエ28編成〉
中央線E233系〈トタT32編成〉
E233系1000番台(ウラ109編成)
京葉線E233系5000番台〈ケヨ508編成〉
横浜線E233系6000番台(クラH022編成)

2019/05/01

相模鉄道7000系(7706F)

相模鉄道も11月30日にJR直通線の開業を控え、新たな時代を迎えようとしています。特に新たに開業する新横浜線の起点となる西谷駅周辺は大規模な工事により、大きな変化が見られます。
私が相鉄を撮影するには、西谷2号踏切道という小さい踏切のそばを利用していましたが、このあたりは引上線を作るようになり、踏切道も廃止になってしまいました。周辺の住宅も立ち退いたところがあるように思います。
かつての相鉄の代表車両でもあった7000系電車も廃車が進んでいます。現在は7710F1本を残すのみになっています。GW期間中は7712Fから中間車を増結して10連で運行されるとか。スタイルを変更した新7000系からも近いうちに廃車が出るでしょう。
写真の7706Fは、1978年3月に日立製作所で完成したものです。2010年4月に廃車となり、解体されました。菱形パンタグラフを維持し、JR仕様の無線装置の増設もなく、オリジナルスタイルを保っていた編成といえるでしょう。
【撮影:佐野次郎 2010.2.14 鶴ヶ峰ー西谷間】

過去の記事から
相模鉄道7000系〈7005F〉
相模鉄道7000系(7712F)
相模鉄道新7000系〈7713F〉