東京メトロ有楽町線・副都心線で活躍する17000系は、長年親しまれた7000系の置き換え用として2021年に登場した最新鋭車両です。鉄道写真愛好家にとって、この車両は「伝統の継承」と「現代的な造形美」が共存する、非常に撮りがいのある被写体といえます。
7000系や10000系の面影を感じさせる丸みを帯びた「丸目」のヘッドライトが特徴です。正面から捉えると、優しさと精悍さが同居した表情を狙えます。有楽町線のゴールドと副都心線のブラウンを組み合わせた帯は、日光の当たり方で色味が微妙に変化します。順光(車両正面に光が当たる状態)で撮影すると、メタリックな質感が際立ちます。
横浜市内を走る17000系は、地下鉄車両ながら地上区間が多く、光を活かした撮影が楽しめます。白楽〜妙蓮寺間(よく言われる白楽カーブ)は 地上区間で編成全体を美しく収められる人気スポットです。
また東京都内では、多摩川駅ホームや、自由が丘ー都立大学間なども 編成写真が撮りやすく、地下鉄直通車が頻繁に行き交うため効率よく撮影ができる場所といえるでしょう。フィルム時代は、私鉄の通勤電車の写真を撮る人も少なかったように思いますが、時代は変わりましたね。