2019/05/25

相模鉄道7000系(7710F)

1975年から80年にかけて80両が製造された相模鉄道7000系も廃車が進行し、現在では8両編成の7710Fのみを残すのみとなっています。既に引退して久しい6000系と並んで昭和後期の相模鉄道を代表する電車だといえるでしょう。
引退間近の7000系への撮影熱も高まっているようです。デジタルカメラの普及によりフィルム時代よりもローコストで撮影できるようになり、かつブルートレインなどもなくなり撮影対象が減少傾向にあることが背景にあるのでしょう。
7000系と同時期に国鉄が製造していた通勤型電車は、103系と201系となります。アルミ車体に空気バネ台車、客室からの操作で電動で上下する側窓は国鉄の電車よりも進んでいたと思います。
写真の7710Fは1980年10月に日立製作所で完成したもので、7000系の7次車に相当します。10連に増結されましたが、輸送需要の変化に対応して8連に戻っています。パンタグラフはシングルアーム式に換装されています。
【撮影:佐野次郎 2018.5.13 西谷ー上星川間】

0 件のコメント:

コメントを投稿