2019/05/02

E233系7000番台(ハエ124編成)

埼京線は1985年に川越線の電化とあわせて池袋ー大宮ー川越間で開業し、翌年には新宿、1996年には恵比寿まで延伸し、2002年にはさらに大崎まで延伸した上で、りんかい線との相互乗入れを開始して現行の運転形態となりました。
車両については開業当初は主に山手線から転用された103系を使用していましたが、1989年から90年にかけて新たに製造された205系に代替されました。その後は順次、総武・中央緩行線、京浜東北線、山手線から転用車を受け入れて拡充を図っていきました。
2013年から14年にかけてE233系7000番台を集中的に投入して、一挙に205系を置き換えました。ところが新たな保安装置ATACSを導入するために予備車が必要になり、ハエ28編成だけは2016年10月まで運用されました。
写真のハエ124編成は2013年8月に総合車両製作所横浜事業所で完成し、川越車両センターに新製配置されたものです。新製後にATACSを装備し、ATCの使用を停止しています。そのために前面ガラスに編成ID番号銘板が取り付けられています。

過去の記事から
埼京線103系
埼京線205系(ハエ17編成)
埼京線205系〈ハエ28編成〉
中央線E233系〈トタT32編成〉
E233系1000番台(ウラ109編成)
京葉線E233系5000番台〈ケヨ508編成〉
横浜線E233系6000番台(クラH022編成)