2019/05/05

東京臨海高速鉄道70-000形(Z1編成)

東京臨海高速鉄道70-000形は、1996年3月の新木場ー東京テレポート間の部分開業に際して、当時のJR東日本では最新型の通勤電車だった209系をベースに製作されたものです。209系をベースとしたのは、JR線内を車両検修のために回送運転するためでした。
現在では、209系は京浜東北線、南武線、中央・総武緩行線からも退き、房総各線、京葉線、武蔵野線、川越・八高線で使用されるようになっています。転用の過程では、付随車を中心に多くの廃車も発生しました。
209系として複数編成が都心を10両で走っているのはこの70-000形だけになりました。経年からみて70-000形の後継車両の構想も近い将来に具体化するものと思われますが、JR東日本の羽田アクセス線との兼ね合いでりんかい線自体に変化があるかもしれませんね。
写真のZ1編成は1995年11月に川崎重工で4両が完成しました。2002年・2004年に中間車を増備して10両編成となりました。2011年3月に機器更新工事、2016年4月にATACS搭載工事を完了しております。
【撮影:佐野次郎 2019.5.1 東雲駅】

過去の記事から
209系〈ウラ64編成〉
中央・総武緩行線209系500番台〈ミツC504編成〉
京葉線209系500番台〈ケヨ34編成〉
武蔵野線209系500番台〈ケヨM71編成〉
209系2100番台〈マリC602編成〉
209系2200番台(ナハ53編成)https://sanojiro.blogspot.com/2009/08/2092200.html


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