2023/07/23

209系500番代(ケヨ34編成)

209系500番台は、中央・総武緩行線で使用されていた103系電車を取り替えるために、京浜東北・根岸線用の209系と同等の走行機器に幅広の車体を載せた車両として登場しました。1998年から2000年にかけて170両(10両編成17本)が製造されました。
209系500番代のうち5編成が、京浜東北・根岸線へのデジタルATC採用による工事のための予備車確保と209系900番代の取替用として京浜東北・根岸線に転用されました。京浜東北・根岸線への転用車両は2次車から選択されています。
さらに京浜東北・根岸線へのE233系1000番代の新製投入に伴い、4編成が京葉線に転入し、ケヨ31~34編成となりました。ケヨ31~33編成は京葉線へのE233系5000番代投入が進むと、武蔵野線に転用されて205系の抵抗制御の車両を取り替えることになりました。
写真のケヨ34編成は2000年3月に新津車両製作所で完成したものです。2009年1月に東京総合車両センターで京葉線向けの転属工事を受けています。2016年12月に秋田総合車両センターで機器更新を完了しています。

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