2023/07/02

京浜急行電鉄1000形(1401編成)

1000形のうち2002年に製造された32両(8両編成3本・4両編成2本)が一次車に相当します。一次車の特徴は8両編成と4両編成を組み替えて6両編成にできるような仕様になっていることです。
側窓は固定窓で、ガラスは15mmの複層ガラスで色はグリーンになっています。ロングシートは座席幅455mmのバケットタイプで、脚台のない構造です。車端部には2100形と同様のクロスシートを設けています。
制御装置はIGBT-VVVFインバータのSVF093-A0、主電動機はSEA-428、補助電源装置はIGBT-SIVのNC-EAT75Aを装備しています。台車はTH-2100AM/TH-2100AT、冷房装置はCU71H、空気圧縮機はSL-6-75を装備しています。
写真の1401編成は2002年6月に川崎重工で完成したものです。2016年3月に制御装置と主電動機をシーメンス製から東芝製に換装しています。行先表示も新製当初は幕式でしたが、2004年からLED化の長期試験のあと幕式に復帰、現在ではLEDに換装されています。