2023/07/24

京浜急行電鉄1000形(1413編成)

1000形は2002年から製造が行われている主力車両で、都営浅草線などへの直通運転が可能です。製造開始時には先代1000形がありましたので、新1000形やN1000形とも呼ばれていました。2100形と同じく当初は海外部品を採用しておりました。製造年次により大小の仕様変更を行っています。
前面形状は600形以来のスタイルで、車体は軽量アルミ製を2006年製造の車両まで採用しました。側窓は複層ガラスを用いた大型1枚窓を新製当時は採用していました。車体更新で側窓は一部開閉可能に改造され、前面にけいきゅんマークが掲示されています。
新製当初の制御装置はIGBT-VVVFインバータのシーメンスG1450D1130/560M5-1、主電動機はシーメンス1TB2010-0GC02(A)、補助電源装置は三菱NC-EAT75Aでした。台車はTH-2100AM・TH-2100ATを装備しています。
写真の1413編成は2003年7月に川崎重工で完成したものです。2018年12月に制御装置を国産製品に換装し、2023年3月に車体更新を完了し、現在の姿となりました。1000形の4両編成では2本目に車体更新を行った編成です。

過去の記事から
京浜急行電鉄1000形(1413編成)機器更新・車体更新前https://sanojiro.blogspot.com/2010/12/10001413.html