京浜急行新1000形電車は、老朽化した先代1000形や700形の代替を目的として、2002年から製造されている電車です。現在では京浜急行でもっとも多く在籍している電車となっています。
2006年に製造された車両までは、アルミ製の車体を採用して塗装を施しています。快速特急用の2100形を3扉にしたようなスタイルをしています。側面の窓ガラスと車体の外板がフラットになっているところは、通勤電車としては豪華な感じがしますね。
主回路は2100形と同様にドイツ・シーメンス社製のGTO-VVVFインバータ制御を採用しております。例の起動時に音階を奏でているように聞こえるというアレですね。
写真の1413編成は2003年7月に川崎重工で完成したもので、新1000形の2次車に相当します。「エアポート急行」では4両編成を2本つなげた8連で運転されています。