2010/12/24

鉄道博物館クハ48126

 いよいよ12月4日に東北新幹線が新青森まで開業し、全線開通となりました。1982年に大宮ー仙台間で新幹線が走り始めるまでは、上野駅は在来線特急列車の宝庫でした。青森行き「はつかり」、盛岡行き「やまびこ」、仙台行き「ひばり」などなど・・・。
 同年11月の上越新幹線と合わせて、東北特急の任から解かれた485系たちは、常磐線や北陸地区・九州地区へと旅立って行きました。国鉄ならではの広域移動ですね。
 写真の26号のようなようなボンネット形の先頭車は既に姿を消していますが、長く活躍した北陸本線の特急「雷鳥」や日豊本線の特急「ひゅうが」「きりしま」での運用ももうすぐ終焉となります。それでも東北では大改造されているとはいえ再編成された特急「つがる」に3000番台が当面残るわけですから485系というのは偉大な形式だと思います。
 写真のクハ481-26は1965年に日立製作所で完成したものです。483系として仙台電車区に新製配置され、特急「ひばり」に運用されました。東北新幹線開業後は勝田電車区に転属して、特急「ひたち」で使用されました。1991年から訓練車となり、2007年2月まで使用されました。

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