2013/04/14

209系500番代(ミツC504編成)

E231系電車ともに、中央・総武緩行線の主力として活躍している209系500番代電車は、1998年に103系を置き換えるために、当時開発中だったE231系電車に先だって投入されたものです。
投入を急ぐために、京浜東北線などで使用されていた209系0番台に準じた走行機器に、拡幅車体を載せた電車となりました。
209系500番代の特徴として、車体の外板の厚さを1.5mmに厚くして0番代に比較して強度を上げたこと、台車はE217系と互換性のあるDT61D/TR246Hを採用し、車体拡幅による定員増に対応したこと、方向幕をLED式にしたことなどがあります。
写真のミツ504編成は、1999年1月に新津車両製作所で完成したものです。209系500番代の1次車に相当し、集電装置がパンタグラフ式になっているという特徴があります。