2013/04/15

東京臨海高速鉄道70-000形〈Z2編成〉

大崎と新木場を結び、臨海副都心のアクセスとなっている「りんかい線」こと東京臨海高速鉄道は、東京都・JR東日本・金融機関などが出資している第3セクターであります。途中駅の発車メロディが「踊る大捜査線」のそれだったりと、湾岸ムードあふれる路線ではあります。
新木場寄りの区間は、建設が凍結された京葉線の貨物線部分を利用しているのだから、JR東日本の路線として営業したら、恩恵を受ける通勤客もたくさんいそうですが、残念ながら別会社であります。
りんかい線の電車は、1996年に導入された70-000形電車です。京浜東北・根岸線で使用されていた209系0番台を基本としてして、前面形状は別として側面なんかはそのまんまです。しかし車内には化粧板がドア部にも張られていて0番台のような寒々とした雰囲気がないのは幸いです。
写真のZ2編成は、1995年12月に川崎重工で完成したものです。当初は4両編成でしたが、2002年の全線開業に際して中間車2両を増備して6連となり、さらに2004年10月のダイヤ改正にあわせて10両編成になりました。2011年度には主要機器の更新を実施しております。
【撮影:佐野次郎 2013.4.14 東雲駅】

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