2013/04/18

豊橋鉄道モ3500形〈モ3504〉

モ3500形は、東京都電荒川線の7000形電車を、1992年と1999年に2両ずつ譲り受けたものです。豊橋鉄道市内線への入線に際して、赤岩口工場で1372mmから1067mmへの改軌やステップの増設等の改造工事を実施しました。
1992年に入線した3501.3502は、都電時代に非冷房であったため、冷房改造も併せて実施しています。ちなみに改造された前扉は、引戸から折戸に変更されておりますね。
2000年に豊橋で再デビューした3503.3504については、都電時代に既に冷房改造を実施しているため、最初の2両とは細かい部分で差異があるそうです。
都電で活躍を続ける仲間たちが、方向幕をLED化したりパンタグラフをシングルアーム式にしたりしていますが、ステップを追加してZパンタで走る3500形は豊橋の電車になりきっていますね。
【撮影:佐野次郎 2013.4.15 東田ー競輪場前間】
モ3501 もと東京都電7009 1977.11 アルナ車両 赤岩口車庫〈敷地外から撮影〉
モ3503 もと東京都電7017 1977.11 アルナ車両 赤岩口
改造を待つもと東京都電7028〈現:モ3502〉  赤岩口工場〈敷地外から撮影〉1992.10.9

0 件のコメント:

コメントを投稿