豊橋鉄道が83年ぶりに発注した電車であるT1000形が注目の的です。小規模な割に多彩な車両の走る市内線の中でも抜群に目立ちます。アルナ車両の低床連接車「リトルダンサーUa」シリーズの電車で、純国産の技術で製造されたものです。
実際に乗車してみると、座席配置が巧みで、ノンステップバスにありがちな不自然さもありません。大きなガラスを採用した乗降扉もデザイン性が高いです。そして静かで滑るような乗り心地は素晴らしいです。
写真のT1001号は2008年12月にアルナ車両で完成したものです。またT1000型には「ほっトラム」の愛称がつけられております。増車の予定はないそうですが、ICカードが利用可能になっております。
【撮影:佐野次郎 2013.4.15 競輪場前ー東田間】