2011/05/29

205系(ナハ7編成)

 2011年3月12日のダイヤ改正で、南武線に快速電車が設定されました。東日本大震災の発生により運転開始は延期され、電力の供給状況が改善した4月9日から運転が始まりました。
 快速電車は日中に毎時2本が設定されました。川崎ー立川間のうち登戸までが快速区間となり、鹿島田・武蔵中原・武蔵小杉・武蔵新城・武蔵溝の口に停車します。緩急接続や追い越しはありませんが、川崎ー登戸間で各停に比べて6分の短縮となっています。
 1969年12月から1978年10月まで南武線では快速電車を運転していました。川崎ー登戸間に日中毎時1本が設定され、途中停車駅は武蔵溝の口と武蔵小杉だけで、武蔵中原で各停を追い越すと云うものでした。南武線の101系化により各停の速度も向上したため、廃止となりました。
 写真のナハ7編成は1989年10月に川崎重工で完成したもので、中原電車区に新製配置されました。2010年9月にパンタグラフをシングルアーム式のPS33Eに換装しています。