その中でも山手線は代表的な存在といえるでしょう。ウグイス色の塗装が良く似合っておりました。
私鉄の通勤電車が乗り心地の良いとされる空気バネ台車や省エネのために回生ブレーキを装備するようになっても国鉄はコイルバネ台車装備、回生ブレーキなしの103系を延々と増備しておりました。国電に回生ブレーキが導入されたのは中央快速線用の201系が最初でした。
1985年から205系電車の投入が開始され、1988年6月に103系は山手線から撤退しました。首都圏の103系は2006年3月まで鶴見線で走ったのが最後となりました。
【撮影:佐野次郎 1985年頃 品川駅】