2011/05/07

東横線8000系(8015F)

 東急電鉄8000系電車は、将来の新玉川線での使用を想定して設計された電車で、1969年に東横線で営業運転を開始しました。
 車体はオールステンレス製の片側4扉で、界磁チョッパ制御、全電気指令式ブレーキ、T字形ワンハンドルマスコンと多くの新技術を取り入れて登場しました。新製当初は正面の赤帯すらなく、ほんとうに銀色の電車でした。
 かつて東横線といえばほとんど8000系がやってくるような感じでしたが、2002年から5000系の投入によって廃車が始まり、2008年1月には東横線での営業運転を終了しました。
 写真の8015Fは1970年12月に東急車輌で完成したもので、1996年8月には車体更新を行いいわゆる「歌舞伎顔」になりました。2007年10月に廃車となり、先頭車を中心に一部が伊豆急行に譲渡され伊豆急行8000系として現役です。
【撮影:佐野次郎 1992.2.9 田園調布ー自由が丘間】

2 件のコメント:

  1. 佐野次郎さん、こんばんわ。亀次郎です。
     体調はどうでしょうか?私も風邪をこじらして以来、咳が残っています。
    無理をしないよう休養をとって下さい。
     ところで、伊豆急に行った8000系ですが、
    変形クロスシートがあのカラーリングとマッチして
    中々いいですね。
     この間、わざわざ伊豆急8000系に乗り鉄してきました。
    東急の20m4ドアの基本を作った時代の車両とは思えない快走ぶりでした。

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  2. 亀次郎さん、コメントありがとうございます。

    お気遣いいただき、誠にありがとうございます。土曜の夜、日曜終日を完全休養にあてました。以前処方された風邪薬の残りを服用したところ平熱に下がり、通常に仕事に出ております。

    伊豆急8000系乗車されたのですね。伊豆急といえば100系やリゾート21の印象が強いですが、8000系も活躍しているようですね。

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