北総鉄道7260形電車は、京成3300形電車の3308・3316編成を2006年4月からリースを受けているものです。7260形と入れ替わりに京成3200形のリース車である7250形が運行を終了しております。
北総鉄道での運行に際して、塗装や車両番号の変更などを行っていますが、規模の大きな改造工事は行っておりません。塗装の塗り分けのパターンも京成3300形の現行塗装と同じで、カラーリングだけが異なっています。
都営浅草線・京浜急行にも乗り入れておりますが、車両の世代交代が進んだ現在では両路線では唯一の普通鋼製・抵抗制御の電車となっています。京成3300形も4連での普通運用に従事しており、都営浅草線には入らなくなっています。
3308編成は1968年11月に日本車輌で、3316編成は1968年11月に汽車会社で完成したもので、ともに京成3300形の1次車に相当します。地下鉄に直通する電車としては最古参の存在となっています。また北総鉄道でのリース終了後は廃車とする方針のようです。