相模鉄道12000系は、11月30日に開業を控えたJR東日本との直通運転に充当するために、2019年度に60両(10両編成6本)が製造されます。インパクトのあるYOKOHAMA NAVY BLUEの車体塗装を9000系・20000系に続き纏うことになります。
昨年に登場した東急線直通用の20000系と基本的なコンセプトは同じで、よく似た感じの電車になっています。ただし拡幅車体を採用し、能面の獅子口をモチーフにした前面形状は20000系独自のものとなっております。
機構的には、同じくJR線への直通を視野にいれていた11000系電車の延長線上にある電車だということができます。JR東日本のE233系の系統に位置する電車でもあり、埼京線のE233系7000番台とも親和性があるでしょう。
写真の12101Fは、12000系のトップナンバーで2018年12月に総合車両製作所横浜事業所で完成したものです。4月20日から営業運転に投入されました。JR線への直通は12000系だけが充当され、11000系は引き続き相鉄線内だけで使用されます。