2019/04/06

広島電鉄3000形(3003ACB)

「平成」の次の元号が「令和」になると発表されました。これで私の鉄道趣味も、昭和・平成・令和と三つの元号をまたぐことになると思います。そもそも私の鉄道趣味は、幼いころに父に買ってもらった保育社の「カラーブックス」が起点となりました。「蒸気機関車」「路面電車」といったタイトルです。
私は今年で50になりますので、蒸気機関車や路面電車をリアルタイムで経験するには少々遅かったのですが、それでも京都市電に実際に乗ったり、上野駅で在来線の特急を撮影したり、ブルートレインを撮ったり利用することはできました。
新たな「令和」の時代、生産人口の減少を直視して、鉄道のあるべき姿を模索し、近づけていく試みが見られることを期待しています。昭和に路面電車と呼ばれていたものは、LRT・BRT・バス(電気自動車を含む)に姿を変えていくのでしょうか?
写真の広島電鉄3000形3003ABCは、西鉄福岡市内線1200形として1963年8月に日立製作所で完成したものです。1980年に広島電鉄に譲渡され、3車体連接車に改造されました。長く活躍した3000形の現役車輌も新鋭5200形の就役で役目を終えることでしょう。
【撮影:佐野次郎 2013.4.23 銀山町ー稲荷町間】

過去の記事から
広島電鉄3000形〈3002ACB〉
広島電鉄3000形〈3004ACB)
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