1100形時代には、カルダン駆動を採用し路面電車としては進んだ仕様でしたが、広島電鉄への移籍に際して、旧1200形・1300形と性能を揃えるために吊り掛け駆動に改造されています。
3000形の車内はすべてロングシートで、貫通路も全幅式で車内には一体感があります。冷房やICカードの読み取り機もありますが、やはり昭和の電車という雰囲気が強いです。
写真の3005ACBは、1954年7月汽車製造製の旧西鉄福岡市内線1101A-1101B-1102Aを1981年1月に3車体連節車の3000形に改造したものです。
【撮影:佐野次郎 2013.9.11 元宇品口ー広島港間】