2013/05/05

広島電鉄3950形〈3954ACB〉

広島電鉄3950形は、広島駅ー広電宮島〈当時〉間の直通車両として、1997年から98年にかけて6編成が導入されました。3900形からスタイルとカラーを一新しております。また3500形以来の3車体連節車の最後の形式でもあります。
車体の前面と側面上部をグリーン、窓枠・扉部分をダークグリーン、側面窓下をホワイトに塗装し、鮮やかな彩色になっております。また乗降扉の下部を赤色に塗装することで、扉の位置をわかりやすくする工夫をしています。
3900形同様、制御方式はVVVFインバータ制御で、制御器を2台装備し、出力85kwのモーター2台を制御しています。またシングルアーム式のパンタグラフを装備し、性能の向上を図っております。
写真の3954ACBは、1998年3月にアルナ工機で完成したものです。3950形は宮島線での高速運転時に強い横揺れが生じるために5000形の増備により、いったん市内線での運用が中心になりましたが、5100形の増備と台車の改良により再度宮島線への直通運用に就いております。
【撮影:佐野次郎 2013.4.22 猿候橋町ー的場町間】

0 件のコメント:

コメントを投稿