2019/04/03

広島電鉄1900形(1914)

私が広島電鉄の撮影に行ってきたのは2013年でした。既にもと神戸市電の570形・1100形は置換えが進んでおり撮影することができませんでしたが、もと大阪市電の750形・900形、もと西鉄の3000形は現状よりも残っており撮影することができました。
そんな中でもと京都市電の1900形だけは、2019年4月の時点で15両全車が健在のようです。使いやすい車両だということですが、新製から60年以上を経過していますので、よほど念入りに修繕されているのでしょう。
道路の混雑のため市電を廃止した京都ですが、近年の訪日客の急増により、住民が利用に支障をきたすほど市バスが混雑しているとも聞きます。地下鉄とバスの中間としてLRTが必要ではないかとも思いますが、なかなか具体化するところまでは進まないようです。
写真の1914号車は、もと京都市電1930号車が1978年に移籍してきたものです。1957年に900形930号として東洋工機で新製されましたから、ワンマン化・冷房化改造・ICカードへの対応を行い、60年以上走り続けていることになります。
【撮影:佐野次郎 2013.4.23 猿猴橋町ー的場町間】

過去の記事から
広島電鉄750形〈762〉
広島電鉄900形〈911〉
広島電鉄3000形〈3005ACB〉

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