車体は700形を3車体連節車にしたようなデザインで、明るい車内は好評をもって迎えられたそうです。当時は国鉄も広島地区で電車のフリークエンシー型ダイヤを強化し、宮島線への対抗策もとられました。
技術的には、抵抗制御・平行カルダン駆動方式と、当時としてはオーソドックスな技術で手堅くまとめられました。
写真の3705ACBは、1987年6月にアルナ工機で完成したものです。現在は3701~3703ACBが市内線、3704.3705ACBが宮島線直通系統に使用されています。
【撮影:佐野次郎 2013.9.12 的場町ー猿候橋町間】