京浜急行電鉄(京急)の2000形は、1982年から2018年まで活躍し、多くの沿線住民に愛された京急を代表する名車両の一つです。登場時は、品川と横浜・横須賀方面を速く結ぶ「快特(快速特急)」専用の車両でした。
2100形が登場した1990年代後半、2000形は役割を譲り、通勤用車両へと改造されました。混雑に対応するため、ドアを2か所から3か所に増やしました。多くの人が座れるよう、窓を背にして座る「ロングシート」が中心の配置になりました。
塗装も窓の周りだけが白い、一般的な京急電車のデザインに変わりまた。8連については、朝夕のラッシュ時中心に使用されるようになり、撮影機会も限られましたが、エアポート急行が新設されてからは日中も運用に入るようになりました
写真の2051編成は、1986年2月に川崎重工で完成したもので、2000形の4次車に相当します。4次車により先代600形が全廃となりました。2000年12月に3扉化工事を完了しましたが、3扉化工事のラストとなりました。2018年2月に廃車となりました。



