佐野次郎の電車図鑑
首都圏を走る鉄道の編成写真を中心に綴るブログ(旧タイトル:佐野次郎の日記)
2015/07/19
京福電気鉄道モボ631形(モボ633)
嵐電の車両は形式数は多くても、基本性能が揃えられているので、車両運用の自由度が高く、併結も自在に行えるようになっています。ただし最新型のモボ2001形2両だけが例外で、2両編成もモボ2001形同士で併結する限定運用になっています。
また嵐電の営業用車両の車体は、単行運転ができる路面電車の車両としては、幅・長さとも国内最大クラスとなっています。
モボ631形は、ク201形の機器と手持ち品を流用して車体を更新してできた車両で、1995年から96年にかけて3両が製造されました。
写真の633号は、1996年6月に武庫川車両で完成したものです。モーターはモボ121形の発生品を使用し、制御器と台車は新製しております。撮影地はかつて京都市電と平面交差していた地点です。
【撮影:佐野次郎 2015.5.18 西院ー西大路三条間】
2015/07/17
京福電気鉄道モボ611形(モボ612)
京福電気鉄道の現有車両は、8形式28両の営業用車両と電動貨車1両の合計29両です。車両の塗装は、以前はダークベージュとダークベージュのツートンカラーが基本でしたが、現在は京紫色の新塗装への塗り替えが進行中です。
その他は、前回取り上げたパト電車や、レトロ調電車、広告電車などバラエティに富んでいます。また友好関係にある江ノ島電鉄を模した塗装を施している車両もあります。
モボ611形は、モボ111形の機器を流用して車体更新した車両です。1992年から93年にかけて6両が登場しています。
写真の612号は、1993年7月に武庫川車両で更新工事を完成しております。京紫色ですが、タリーズコーヒーのラッピングを側面に施した姿で走っておりました。
【撮影:佐野次郎 2015.5.18 帷子の辻ー太秦広隆寺間】
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