YOKOHAMA NAVY BLUEと名付けられたこの塗装は独特の色合いを持っていますので、相鉄のアイデンティティを表現するカラーとして定着するかもしれません。2月から営業運転を開始する新型20000系電車ももちろんこのカラーを採用しています。
9000系は内装を一新しましたが、落ち着いた好ましいデザインに仕上がっていると私は感じました。一度だけ実際に乗車しましたが、グレー基調で通勤電車では珍しく高級感があります。
写真の9704Fは、1995年3月に東急車輌で完成したもので、9000系の2次車に相当します。2014年3月に新塗装化し、5月にVVVF機器を更新しています。2017年11月にはリニューアル工事を完了して現在の姿になっています。
【撮影:佐野次郎 2018.1.8 西谷ー上星川間】
2014年3月に新塗装化され、5月にVVVF機器を更新したあとの姿、集電装置はシングルアーム式に換装されている。行先表示のLEDが現況とは異なっていた。
【撮影:佐野次郎 2016.10.23 和田町駅】
オリジナル塗装時代の9704F。塗装の他にも、連結器カバーや前照灯の位置、集電装置が現況とは異なっていました。
【撮影:佐野次郎 2011.11.13 鶴ヶ峰ー西谷間】