2025/09/29

E235系1000番代(クラF-36編成)

E217系の時代には私も時折、津田沼から横浜まで総武快速・横須賀線をスルーで利用することがありました。幕張本郷駅までバスを使い、津田沼駅でスーパードライのロング缶を購入し、グリーン車を利用するという、通常よりも料金を追加しての利用でした。
E235系1000番代の車体は軽量ステンレス製ですが、雨樋の突起がなくなり側面は非常にすっきりとした印象です。普通車の全車の腰掛がロングシートとなりました。京浜東北線のE233系1000番代に慣れた私には、E235系のモニタは大型に感じます。
制御装置はSiC-VVVFインバータ制御のSC104A、主電動機は出力140kWのMT79、補助電源装置は待機二重系SIVのSC107Aです。台車はDT80系/TR273系、集電装置はPS33H、冷房装置は普通車がAU737系・グリーン車がAU742系、列車情報管理装置INTEROSを装備しています。
写真のクラF-36編成は2024年4月に総合車両製作所新津事業所(グリーン車のみ2024年3月に横浜事業所)で完成したものです。E235系1000番代の増備も完結し、去る3月のダイヤ改正で、E217系の置換えも終了しました。今のところE235系の他路線への新製投入は行われていません。

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