2015/04/19

多摩川線7700系(7912F)

東急電鉄の7700系電車は、1987年から91年にかけて先代7000系の車体を再利用して、電装品・台車を更新し、冷房改造してできた系列です。改造当初は大井町線でも使用されました。
1989年には全車がホームの4両編成対応化工事の完成した目蒲線に集中配置され、7700系は56両(4両編成14本)となりました。
さらに池上線のワンマン化のため、1995年から96年にかけて7912Fから7914Fの3編成が、3両編成に短縮されてワンマン運転用の機器を増設した上で目蒲線から池上線に転用されました。1996年には中間車から7915Fが組成されています。
2000年8月に目蒲線が目黒線と多摩川線に分離されたため、7700系は45両(3両編成15本)に組成され、池上線と多摩川線で共通運用されるようになりました。新型7000系や1000系1500番台の投入により、7700系は7915/13/08/10/07Fの5編成が既に運用を離脱しています。
【撮影:佐野次郎 2015.4.18 沼部ー鵜の木間】

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