改造工事は、1969年5月から1980年3月にかけて国鉄郡山工場で行われ、番台を200番台に区分しました。10両の改造が予定されていましたが、実際の改造は8両にとどまりました。
今となっては、新幹線・特急が中心となり絶滅同然の急行列車ですが、本当にそれだけでいいんでしょうか?特急と普通の中間に、急行や準急が用意されていてもいいように感じます。需要はあるのではないでしょうか?
写真のサロ455 207は、1963年7月に汽車会社で製造され、勝田電車区に新製配置されたサロ451 17を1979年12月に郡山工場で改造したものです。サロ451時代の新製後まもなくの1963年9月には仙台運転所に転属し、1967年3月には郡山工場で冷房改造を受けています。1986年10月に廃車となりました。
【撮影:佐野次郎 1984年頃 上野駅】