私が通学で京浜急行を利用していた1985~88年は、先代1000形が主力で、次に見るのが700形と800形であり、1500形と2000形に至っては新鋭でしたので、昨今の京浜急行の車両のレベルは確実に向上したものと感じております。
600形のウリは、快適性に優れるクロスシートでした。意欲的な試みで、素晴らしいと思います。とはいうものの激しい朝夕の混雑の中では、意図していた通りに快適性を提供できるのでしょうか?
なかなか難しいところですね。
写真の656編成は1996年5月に東急車輌で完成したもので、600形の4次車でなおかつ最終増備車に相当します。2012年10月に京急ファインテックで車体更新を完了し、扉間のクロスシートはロングシートに変更されました。
【撮影:佐野次郎 2015.12.31 屏風ヶ浦駅】