2013/02/10

小田急電鉄8000形〈8263F〉

小田急電鉄の通勤電車といえば、アイボリーに青帯の電車だという印象が強かったのですが、1987年からステンレス車体の1000形電車が登場し、近年の3000形・4000形の急速な増備によって2012年3月には5000形も引退し、8000形が残るだけになっています。
8000形は省エネルギーと保守の負担軽減・長寿命を目指して1982年から87年までに、160両〈6両編成・4両編成各16本〉が製造されました。現在は、更なる省エネルギーと検修の効率化を目的として、車体修理と制御装置の更新を進めています。
8000形と同世代の電車といえば、旧国鉄では新幹線200系や201系通勤型電車、地味なところではキハ37系気動車なども思い起こされます。201系はJR東日本では既に引退し、200系も来る3月のダイヤ改正でいよいよ定期運用から退きます。
写真の8263Fは、1985年12月に川崎重工で完成したもので、6連の5次車に相当します。2008年8月に車体修理を完了しております。LED式案内表示の書体がゴシック体になっています。
【撮影:佐野次郎 2013.1.6 生田ー読売ランド前間】

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