2013/02/09

小田急電鉄60000形〈60254F〉

2012年3月のダイヤ改正で、小田急電鉄・JR東海が相互乗り入れで運行している特急「あさぎり」の運転区間が新宿ー御殿場間に短縮され、使用車両も小田急20000形・JR東海371系から小田急60000形MSEに変更となりました。
御殿場ー沼津間が廃止となった格好になりますが、近年20000形の更新工事も行われず去就が注目されてはおりました。しかし20000形・371系の営業運転開始は1991年3月のダイヤ改正ですから、20年少々での引退というのは早すぎるような気もしますね。
60000形に置き換えられた「あさぎり」ですが、新宿ー相模大野間で「えのしま」と併結運転する列車が新たに登場しております。30000形による「さがみ」「えのしま」の併結運転に加えて新しい組み合わせができました。4連で走る「えのしま」の姿にはどこかユーモラスな印象もあります。
写真の60254Fは、2012年2月に日本車両で完成したものです。今回の増備で60000形は32両〈6両編成4本・4両編成2本〉の陣容となりました。
【撮影:佐野次郎 2013.1.6 生田ー読売ランド前間】

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