2017/12/31

京浜急行2100形(2149編成)「けいきゅん号」

京浜急行2100形の2149編成が10月1日から、京急が2018年で開業120周年を迎えることを記念して「けいきゅん号」として走っています。前面にはヘッドマーク、側面には「けいきゅん」のラッピングを施しています。
「けいきゅん」というのも、ゆるキャラの一種ですが、電車をモチーフにしているせいか、あんまりかわいくないですね。猫をモチーフにした相鉄の「そうにゃん」のほうがゆるキャラとしてはかわいいと思います。
「けいきゅん号」が走るのは、来年の1月8日までですから、私としては貴重な記録となりそうです。今年は前半は順調に撮影に出ていましたが、後半はめっきりと撮影に出なくなってしまいました。
写真の2149編成は、1999年5月に東急車輌で完成したもので、2100形の3次車に相当します。2011年8月に主回路機器を当初のシーメンス製から国産製品に換装し、2014年8月には車体更新工事を完了しています。
【撮影:佐野次郎 2017.12.30 追浜ー京急田浦間】

2017/12/30

京浜急行電鉄2000形(2051編成)

京浜急行電鉄は11月に新1000形の17次車をステンレス製でありながら全面塗装車とすることを発表しました。その中に8両編成3本が含まれ、創立120周年を記念して1200番台の車両番号が与えられるそうです。
ということは現在8両編成3本が残るだけとなっている、2000形が現役を退くことになるのでしょう。2000形が走る姿を見られるのも2018年度限りとなりそうですね。1982年に2011編成が登場してから36年の長きにわたる活躍に終止符をうつわけです。
もともと快特用の車両でしたが1998年から2000年にかけて、2100形の登場により3扉化されて一般車に格下げされました。8連は朝夕中心の運用となり、撮影チャンスの限られた存在でたが、2010年5月のエアポート急行新設で日中に走るようになりました。
写真の2051編成は、1986年2月に川崎重工で完成したもので、2000形の4次車に相当します。4次車により先代600形が全廃となりました。2000年12月に3扉化工事を完了しましたが、3扉化工事のラストとなりました。

2017/12/02

「鳥虜 山手店」のチャーシューメン

JR根岸線の山手駅近くの商店街というと、大和町となります。明治の時代には射撃場だったそうで、表通りは本牧通りから山手駅から一直線になっています。根岸線の開通は、昭和39年ですが、町より根岸線が後からできたので駅前は小学校です。
山手駅から徒歩で数分のところに、ラーメン鳥虜山手店があります。白を基調とした内装のお店です。地元の人には、ほうちゃんの隣といった方が通りがよいかもです。以前は立ち飲みのお店だったところです。
私は先月に初めて入りました。オーダーしたのは、チャーシューメンです。このお店の売りは、コラーゲンたっぷりの鶏スープです。たしかにすっきりとした味わいで、胃もたれすることもありません。
麺は細麺と中太麺を選べます。私は細麺を選びましたが、これがまたスープとよく合います。山手駅近くは、介一家・笑苑・酔亭とおいしいラーメンを出すお店がありますが、この鳥虜も魅力的です。日曜休みは注意が必要ですが。

品川客車区の思い出

私の個人的な印象では、鉄道趣味で特に人気があるのは、在来線特急とブルートレインだと思っています。特に撮影の対象としては人気があったのではないでしょうか?鉄道書でも両者を扱ったものが多いと感じています。
今では、新幹線や航空機、高速バスの整備によって、ブルートレインは完全に姿を消してしまいました。クルーズ船に近い豪華路線が唯一寝台列車の生きる道となっているようですね。
それでも1990年代前半までは、ほぼ国鉄時代の寝台列車のネットワークが維持されていました。品川駅と田町駅の中間に位置する品川客車区には、白昼堂々、多くの寝台客車が留置されていたのです。
既にブルートレインは姿を消し、品川駅も新幹線駅や通勤の基幹としての役割を明確にしています。写真は寝台急行「銀河」に使用されていた20系客車です。14系→24系25形と車両が変更され、列車自体も2008年3月のダイヤ改正で廃止されました。