私が少しだけ知っている90年代の小田急といえば、いつも混雑している路線という印象でした。海老名と本厚木の間だけの利用がほとんどでしたが、急行はいつも異様に混雑しているという印象でした。
車両についても小田急顔の2600・4000・5000・5200形が全盛で、少し毛色の変わった9000形も健在でした。2000形が最新車両でありました。ロマンスカーは3100形も健在で、一度新宿から本厚木まで利用したことがありました。
先代5000形は1969年から77年にかけて製作されました。写真の5061Fは、1971年4月に東急車輌で完成し、2010年9月に廃車になるまで使用されました。二代目の5000形が登場した今では、懐かしい電車という印象です。