300系は開発当時は「スーパーひかり」と呼ばれ、東海道新幹線区間で初の270km/h運転を可能とした系列である。0系・100系に続いて第三世代の電車であり、私などは完成形態ではないかと思ったほどである。
しかし、まるで航空機のような500系、性能と経済性のバランスを重視した700系、そして更なる新技術を取り入れたN700系と東海道新幹線はさらに進化していった。
300系もいまやN700系の増備により、取り換えの対象になっている。東海道新幹線の進化のスピードの早さには驚くばかりである。
【撮影 佐野次郎 2009.5.31東京ー品川間】