東急東横線が、東京メトロ副都心線を介して西武池袋線・東武東上線と相互直通運転を行うようになったことで、運転系統が新しくなって今までには見られなかった行先表示が見られるようになり、また車両の面でもバラエティ豊かになってきました。
直通開始前の東横線では、横浜高速のY500系を含めても、5050系がほとんどになり、まれに9000系が入るような塩梅でした。それに中目黒ー菊名間では30分に1本、日比谷線直通の1000系と東京メトロ03系が加わりました。
現在では、9000系と日比谷線直通がなくなったとはいえ、東京メトロ10000系・7000系、西武6000系、東武9000系・9050系・50070系が加わり、すいぶんと賑やかになりました。東武車は乗り入れが少ないらしいですが、東京メトロ車などは多数派に近いものがあるでしょう。
写真の10135Fは、2009年12月に日立製作所で完成したもので、10000系の5次車に相当します。通の方には座席が固いといわれそうな10000系ですが、おしゃれな透明の仕切りは東横線ではうけそうです。
【撮影:佐野次郎 2012.11.14 柳瀬川ー志木間】