2015/01/31

根岸線の103系電車

私にとって一番身近な電車といえば、根岸線を走っていたスカイブルーの103系電車ですね。なんといっても最寄りの路線を走る電車で、ものごころがついたときに走っていた電車でしたから。根岸線に103系が投入されたのは、1965年からでした。当初は8連で、その後7+3の10連に増強されました。
車内は緑色の壁にブルーのシートで、今の電車みたいに明るい車内ではありませんでした。クーラーもありませんでした。子どもの頃、根岸のマンモスプールで遊んでいると築堤を走る姿がよく見えたのも印象に残っています。
1974年からは写真のようなATC対応型の運転台の高いタイプの先頭車両が投入され、冷房車も増えていきました。それでも編成中に古いタイプの車両が混じっていたり、運転台が中間にあるために通りぬけできない編成もかなりありました。
1989年には、205系が4編成だけ投入されました。さらに1992年からは後継となる209系電車が投入され、103系の置き換えが始まりました。1997年には京浜東北・根岸線の電車は209系に統一されました。現在ではさらにその後継のE233系1000番台に置き換わっています。
【撮影:佐野次郎 1993.3.28 山手駅】

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