写真を撮影した93年頃は、EF65形がほとんどで、一般型、P型、F型、PF型を見ることができました。JR貨物の更新塗装に塗り替えられた車両も走っておりました。
根岸線の貨物列車といえば、私にはEF15形の印象が強く、EF65形は新しい部類に思っていましたが、今となってはEF65形F型はむろんのこと、後ろの貨車も見られないものばかりですね。
写真の534号は、1966年10月のダイヤ改正で設定された東海道・山陽本線の高速貨物列車牽引用として、1966年8月に東芝で新製されたF型第3次量産機3両のうちの1両です。1996年1月に廃車されました。
【撮影:佐野次郎 1993.3.28 山手駅】